2011年3月28日月曜日

Flashは死にません!アドビとグーグルが協力

アドビとグーグルが、「深い関係」になったそうです。

Chromeブラウザに、Flashがビルトインされるようになります。つまりChromeでは、Flashはプラグイン扱いせず、別々にアップデートする必要がなくなります。まるでそう、HTML5の理想を実現したかのような状態になるんです。

Chromeブラウザ開発チャネルではこの件がすでに動いていて、つま
り近々、Chromeブラウザ、Cherome OSそれぞれにおいて実現されそうです。グーグルはこれについて次のように述べています。

ユーザーがChromeをダウンロードすると、最新のAdobe Flash Playerも付いてきます。Flash Playerを別でインストールする必要はありません。

ユーザーはChromeの自動アップデート機能を通じて、自動的にFlash Playerのアップデ
ートも受けることができます。つまり、手動で別々にダウンロードする手間がなくなり、古いバージョンによるセキュリティリスクも軽減できます。

昔ながらのプラグインのやり方を改善することで、プラグインはブラウザのHTMLやJavaScriptエンジンと同じくらい速く、安定し、セキュアになります。これを進めていけば、HTMLもFlashも他のプラグインも、 リネ rmt
レンダリングやスクリプティングにおいて、もっとシームレスに使うことができるようになるでしょう。
これまで、FlashとHTML5に関する議論は、それぞれの違いが前提とされてきました。特に、ブラウザに内蔵された動画デコーダーとエンジンを使うHTML5に対して、Flashがいかに劣っていて、セキュリティが弱く、不安定なプラグインかということが強調され rmt TERA
てきました。Flashをブラウザに直接統合してしまえば、そういったアンチFlashな批判をかわす材料になりそうです。多くの人が、ブラウザのJavaScriptエンジンが何であるべきかなんて気にしないように、YouTubeをブラウザのどんな機能を使って見るかも、気にされないことでしょう。ましてブラウザに統合されてしまえば、いちいち意識するきっかけもなくなるのです rmt Maple Story


もちろん技術的にはもうちょっと複雑な面があります。アドビによると、

加えて、我々はグーグル、Mozilla、さらに幅広いコミュニティの方々と、新しいAPIについて検討しています。全てのWebブラウザおよびプラグインのインタラクションにとって、より良い方法を提供するようなAPIです。現在のNPAPIもよくできてはいますが、柔軟性に欠け、
今後のイノベーションのペースについていけないと考えています。我々の期待は、新しいAPIによって、現在のテクノロジーではできないことが可能になることにあります。
この新しいプラグインプラットフォームについての検討は始まっています。これにより、普及率の高いプラグインの多くは、主要なブラウザに統合されていくことが考えられます。そうした機 rmt latale
能はプラットフォーム非依存になり、セキュアで、パフォーマンスも向上し、自動的にアップデートされることになるでしょう。それでも、ソフトウェアとして見ればプラグインではありますが、一般的にはその違いが意識されないことでしょう。

とはいえ、こうしたコンセプトが、プラグインに関する全ての問題を解決するわけではありません。特に、サー
ドパーティのソフトウェアによるセキュリティリスクなどは残ります。また、この件はiPad利用者にとってはあまり影響ありません。主要なサイトでは、iPad向けにHTMLベースの動画を提供しようと突貫工事中ですから。でも、これで「HTML5で、Flashが消える」説が薄れていけば、アドビにとってはうれしい話となるでしょう。


John Herrman(miho)


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引用元:ルーセントハート(Lucent Heart) 総合サイト

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